音響の専門であるソノーライズが音について本気で考えます。

音とは?

音は波として空気などの物質の中を伝わります。
「音とは何か?」

音とは、音源(発音体)の振動が波として空気などの物質を伝わってきたものを言います。
音は、固体・液体・気体を伝わる真空中は伝わらない。物質があれば音は伝わります。

空気中の音速…約340m/秒(1気圧・気温15℃のとき) 実際の音速は気温によって変わります。
音は物質の中を伝わるので、伝える物質によって音の速さはちがいます。

【例】680m先にある壁に音が反射して帰ってきた場合  
音が進んだ距離…680(m)×2=1360(m)何秒かかったか…1360(m)÷340(m/秒)=4(秒)

身のまわりにはさまざまな音があります。「大きさ」・「高さ」・「音色」で音は決定され、これを「音の三要素」といいます。
音の大小は振幅で決まる。音の高低は動数で決まります。

音の強さ(dB)と防音について)

音響の目的とは?

耳にやさしい空間、長時間その空間にいても疲れない部屋を作る事。それには音の響き、すなわち音響造り(音響設計)がとても大切です。例えば6帖の部屋の中でボールを壁に向かって投げる事を想像して下さい。そのボールは壁にぶつかって跳ね返り、反対の壁にまたぶつかる事でしょう。強く投げれば投げるほど、何度も跳ね返るはずです。実は音も似たような性質があります。(このような現象をフラッターエコーといい音響障害の一種です)これが、楽器やオーデイオだととんでもない事ですね。音の跳ね返りがきつくてとても快適な部屋とはいえないと思います。逆に全然音が響かない部屋だとどうでしょう。今度は無味乾燥な味気ない部屋になってしまいます。以上は極端な例ですが、音響には反射と吸音がある事を知って頂きたいと思います。使用目的に応じた、適切な反射と吸音により部屋の響きを創造する事が音響作りです。そして良い音響の部屋はリスニングポジョションに、良い音を届ける事と思います。

防音とは?

防音とはその名の通り、音を防ぐ、つまり外部への音の漏出を防いだり、外部からの音の侵入を防いだりすることです。例えば、飛行機や戦闘機などの騒音地帯近くの学校などの建築物には、外部からの音の侵入を反射し防ぐ効果があるため、使用されます。また、同時に防音室は内部の音を漏らさない構造です。よって音のエネルギーが防音壁で反射することにより高い音圧をつくり、内部の人間の聴覚に強いストレスを与えることがあります。そのため、音楽の練習スタジオで演奏者が時々嘔吐や耳鳴りすることがあるのは、楽器による音圧のため強いストレスを聴覚が受けるためです。

吸音とは?

多孔質材料(軟質ウレタンフォーム、グラスウールなど)に音が入り込み拡散することにより、その空気振動が直接材料内部の気泡部分の空気に伝わる。気泡の面での空気の粘性摩擦を生じ、音のエネルギーの1部が熱のエネルギーに変換され、反射音を小さくすることを言います。一般的には、反射音を0にする為には、波長の1/4以上の厚みのある材料を選定する必要があるとされています。このように空気の動きに対する抵抗によってその振動が減衰し音が小さくなることを吸音という。

遮音とは?(透過損失)

空気中を伝搬する音波が遮ること。どのような材料でも遮音の目的に利用されれば遮音材料とよばれる。遮音材料を組み合わせて必要な量だけ遮音するよう構成されたものが遮音構造である。遮音材に音波が入射すると、その一部は反射され、一部は材料内で吸収され、残りが透過する。入射音の強さに対する透過音の強さの比を材料の音響透過率というが、遮音性能を示す指標としては、透過率の逆数の対数を10倍した透過損失(単位デシベル/dBと略記)という量が用いられる。遮音材料あるいは遮音構造の透過損失は定められた測定方法に従って求められるが、一般に単位面積当りの重量(面密度kg/m2)が増すほど大きくなる。

遮音等級とは?「D値」・「L値」

遮音等級とは音をさえぎる能力の高さをレベルで表したもの。音には二種類あり、空気中を伝播する空気音と、固体中を伝播する個体音があります。

空気音に関する遮音等級は、「D値」(sound pressure level Difference)で表され、音をさえぎるものの内側と外側での音圧(デシベル)の差を表わす。値が大きいほど遮音性能が高いです。

個体音に関する遮音等級は、「L値」(floor impact sound Level)であらわされ、軽量床衝撃音と重量床衝撃音の2つに関するものがあり、それぞれ「LL」、「LH」と表現される。「LL」のLは、Light weight, 「LH」のHは、Heavy weight の意味です。L値は値が小さいほど遮音性能が高い。 LL-30は聞こえない、 LL-60はかなり気になる、 LL-80は我慢できないほどうるさいなどです。日本工業規格(JIS)A1419-1に規定する音響透過損失等級では、「Rr」と表現されれ、D値と同じ意味である。